子供たちの下校時の安全を見守る「青色防犯パトロール隊」

 
今回は、子供たちの下校時の安全を見守る「青色防犯パトロール隊」の中上さんと内田さんにお話を伺いました。

青パトさん (青色防犯パトロール隊の愛称) は現在 7 名のメンバーで、児童の下校時刻に合わせて週 3 回車でパトロールしています。
お馴染みの青いランプは警察の認証を受けた車のみが装着できるもので、メンバーは全員研修を受講し、島根県警察本部長からの嘱託を受けた「地域安全推進員」です。

中上さんは前公民館長さんから、「もう一人加わればパトロール日が 1 日増やせるのでメンバーになって下さい ! 」とお願いされたことをきっかけに 7 ~ 8 年前から活動を開始されました。
内田さんは通学路での見守り活動も含めると、かれこれ 10 数年以上も見守り活動を続けて下さっているそうです。

パトロール活動は 1 年生の下校時刻に合わせて実施されます。
大雨の日も寒い日も子供たちに寄り添い、「とにかく元気で、できれば楽しく学校に通うことができて、事故や事件には遭遇しないでほしい。」という思いで活動をされているそうです。

まだ小さな 1 年生にとって登下校は一苦労ですが、「春に大きなランドセルを背負いおぼつかない足取りで下校する 1 年生達が、夏が過ぎ冬を乗り越えて、3 月ごろになるとようやく体もしっかりしてきます。その成長した姿を見ると『もう大丈夫。1 年間無事に過ごせてよかった。』と安心した気持ちになります。」と中上さんがおっしゃっていました。

取材中、パトロール車の前を通る子供達がみんな「ばいば~い !! 」と元気に手を振って帰っていくのが印象的でした。(時には「乗せて帰って~」と言ってくる子もいるそうです笑)

様々な危険がある登下校ですが、地域ボランティアの方々のあたたかい活動に支えられて子供たちの安全が守られていることを改めて実感しました。
このように頻繁にパトロールをしていただくのは、本当に大変なことだと思います。
青色防犯パトロール隊の皆様、子供達の安全を見守って下さりありがとうございます。